正月を那須で過ごした。
平地には雪のない正月だったが、那須連峰は当然の雪。特に茶臼岳と朝日岳は美しい。
朝日岳を望む絶景の取り付け道路は倒産した安愚楽牧場へのアプローチ。
例年であれば県外の車が沢山行き来する道路も閑散としており、消毒液のないタイヤ消毒用溝部分に倒産の現実を見る思いがする。
対照的な那須連峰の美しさに今年の希望を見出そう。
温泉神社に初詣。
例年通り太平山神社への所謂二年詣りが最初の初詣となったわけだが、日中での参拝は温泉神社が初となる。
今年は例年ほどの雪がなく、参道の階段の除雪がされていた。
参道左手の愛宕社への石段も除雪の跡がはっきり見える。境内に立つと、本殿の裏手に地続きとなっている殺生石から硫黄の匂いが風に乗って運ばれてくる。
そして、お決まりの名湯「鹿の湯」へ。
板張りの浴場は床に木の湯舟が7か所掘られており、かぶり湯用の他に、それぞれ設定温度が41°、42°、43°、44°、46°、48°に設定されている。
最高温の湯舟は概ね常連客が入浴をコントロールしており、入浴する場合は一斉入浴を申し合わせ、その間は入浴を禁止するようなしきたりが根付いている。
一昨年だったか男湯も改築され、浴場の改修と共に脱衣場も拡張された。
しかし、大正昭和のひなびた木造建築の趣はそのままに時の流れを拒んでいるかの如きたたずまいである。
(阿部 泰資)
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